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千曲川

千曲川1











小諸なる古城のほとり

雲白く遊子悲しむ

緑なす繁縷は萌えず

若草もしくによしなし

しろがねの衾の岡邉

日に溶けて淡雪流る




あたたかき光はあれど

野に満つる香も知らず

浅くのみ春は霞みて

麦の色わずかに青し

旅人の群はいくつか

畠中の道を急ぎぬ



暮れ行けば浅間も見えず

歌哀し佐久の草笛

千曲川いざよふ波の

岸近き宿にのぼりつ

濁り酒濁れる飲みて

草枕しばし慰む







 島崎藤村 「小諸なる古城のほとり」











千曲川2




















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千曲川3















すごく個人的に、千曲川は特別な川です。


「小諸なる古城のほとり」は、
授業で無理やりに暗記させられました。
でも、そのおかげでこの詩がとても好きになりました。
もしこの詩がなかったら、
詩を読むことも書くこともなかったかもしれません。
何度も何度も心の中で反芻しながら、
千曲川について思いをめぐらせていました。
だから、千曲川はずっと自分の中では故郷の川のような気がします。















千曲川4









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Comment

hg | URL | 2012.07.03 09:23
ながれ星さん お早うございます。

「小諸なる古城のほとり」 は娘時代には忘れられない藤村の
ロマンチックな詩の一つでした。
ただ一度だけ何十年も前に、友達と懐古園を訪ね
しだれ桜が綺麗だったことを、思い出しました。
千曲川はいつの時代も、清き流れは変わっていないですね。
ことのはそら | URL | 2012.07.03 11:57 | Edit
ながれ星さん こんにちは。

長野県は本当に
自然の豊かないいところがたくさんありますね。
このながれ星さんの夢の中には
いつかまた訪れて
自分の目で見たいシーンがいっぱいです。。。

サイトをリニューアルしたので
この機にリンクさせていただきますね(*^_^*)
アトムパパ | URL | 2012.07.04 01:36
こんばんわ。はじめまして。

私の近所にも、少しは自然が残っています。

河川の護岸工事は、ほどほどにしてもらいたいものです・・・
ながれ星 | URL | 2012.07.04 23:56
hgさん、こんばんは。

娘時代ですか。
なんだかいい言葉ですね。
娘時代。

懐古園は私も一度だけ行きました。
9月で、ちょうど台風が通過して、
電車が止まり、一泊余分に宿泊しました。
増水した千曲川でしたが、
それでも見れて良かったと思いました。
ながれ星 | URL | 2012.07.04 23:59
ことのはそらさん、こんばんは。

信州、良いですね。
住んでみると、また違った感想になるのでしょうが、
たまにしか行けない私にはあこがれの場所です。

リンクありがとうございます。
こちらもリンクさせていただきます。
ながれ星 | URL | 2012.07.05 00:01
ようこそ、アトムパパさん。

ほどほどが難しいってよく言われますが、
警官を損なわず、しかもしっかり防災のできるようには、
できないものなのでしょうか。
梅サクラ | URL | 2012.07.05 08:59 | Edit
うわぁ~、千曲川ですね。
懐かしいです!
懐古園には、一度、夏にいきましたが、
結構涼しい日でした。

 島崎藤村 「小諸なる古城のほとり」
良い詩ですよね。
氏の小説とは違って、ロマンがありますね。
なめらかな詩で、読んでも心地良いですね。

小説は、よく読みましたが、気持ちが萎えましたが・・・。

また懐古園、いきたくなりました。
Y | URL | 2012.07.05 23:09
学生時代に暗唱してたわ~
過ぎ去りし時を感じました。
ぶろぐ最後の更新しました。お世話になりました。閉店はしましたが、まだつながってます^^;
又、癒しの写真を観にお伺いしたいです
ながれ星 | URL | 2012.07.05 23:17
梅サクラ さん、こんばんは。

島崎藤村の小説はとても良い小説だと思いますが、
すごく重たいですね。
でもその重たさは、忘れてはならない種類の重たさだと思っています。
それに比べると、この千曲川の詩や、はつ恋などの詩は、
ほんとに素朴で心あたたまる気がします。
ながれ星 | URL | 2012.07.05 23:20
Yさん、こんばんは。

同じですね。どこの学校でも暗唱させてたんでしょうか?
ブログにはいろんな楽しさがあります。
またカムバックする日を楽しみにしています。

ありがとうございました。
お体、お大事に。
ピンピンシニア | URL | 2012.07.06 05:20
千曲川に千曲バス

こちら、たまにですが布引観音あたりで川を見ています。
犬山にゃん太郎 | URL | 2012.07.06 12:15
「千曲川」が新潟に入ると「信濃川」になる、
子供の頃は何とも思わなかった信濃川ですが、元は信濃、長野から流れてくるから信濃川、
そして長野の川の呼び名が「千曲川」何だと知った時、
千曲川って川が身近なったように感じました。
ながれ星 | URL | 2012.07.08 00:53
ピンピンシニアさん、こんばんは。

あれ?
ピンピンシニアさんは千曲川の近くでしたっけ。
川も山もある、信州の風景いいですね。
ながれ星 | URL | 2012.07.08 00:57
犬山にゃん太郎さん、こんばんは。

そうなんですか。
私も知りませんでした。
たくさんの歴史を残している千曲川。
私にとっても距離は遠いけれど、身近な川のように感じます。
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